森博嗣「魔剣天翔」

魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)

魔剣天翔 Cockpit on Knife Edge (講談社文庫)

Vシリーズ第5弾。
Vシリーズも10冊らしいので、これで半分かぁ。
面白いからサクサク読めるなぁ。
今回も、期待通りのデキだった!
4弾の「夢・出逢い・魔性」には劣る、と個人的には思うものの、キャラクター達が立ってて、Vシリーズの面白さが確立されてる。
今回は飛行機が舞台。といっても旅客機とかじゃなくて、曲芸機なんだけど。
加えて、保呂草の「本当の?」仕事の面とかも絡んできて、面白かった。
練無、紫子、紅子に保呂草に加えて、林と祖父江とかもフクザツに絡んできて、これからどんな物語が発展するのだろう?とワクワクしてしまう。
犀川と萌絵中心だったS&Mシリーズとはまた違った面白みもあるなぁ。