森博嗣「数奇にして模型」

数奇にして模型 (講談社文庫)

数奇にして模型 (講談社文庫)

S&Mシリーズもついに9冊目。
500P近くもある長編!
そして、久々?の(個人的な主観の)正当なS&Mシリーズ。
7、8はなんとなく、違うな・・・と思った。充分面白かったんだけど。
あんまり犀川センセが活躍しないからかなぁ。
一見不可思議な謎と事件、そして萌絵のピンチと犀川の活躍と推理によって不思議ではなくなる謎。
コレこそが(勝手に)求めていたS&Mシリーズだーーー。


というわけで。
大満足。面白かったです、ハイ。
金子の伏線がよーやく回収されたなー。
ラヴちゃんの謎と共に、細かい事は分かるんだけど、うーん、事件のからくりは難しいなー。悔しいぜ。
そいや、今回は金子君、大活躍だね?喜多センセも出てきたりして、脇役の皆さんが結構活躍?
が、しかし、S&Mシリーズも次の1冊で終わりらしい。うーむ残念・・・。
さて、最後の1冊で犀川と萌絵のロマンスはどーなるのか、事件の謎以上に気になる今日この頃。
どうなる!萌絵!