恩田陸のインタビュー「夏の名残の薔薇」

夏の名残りの薔薇

夏の名残りの薔薇

よーやく、図書館から借りることが出来た。
半年遅れだなー、いっつも。
まぁ、まったりいくか・・・。


まだ本編はほとんど読んでいないのだけれど。
巻末に恩田陸スペシャルインタビューが!!!
おもわずそこだけ先に読んでしまったw
こーゆー、作者の声ってなんか新鮮。ほーこんな人なのか、と少しだけだけれど、恩田陸っていう人物を知れた気がするからよんでて楽しい。


読んでて思った事を備忘録も兼ねて書き置いておく。




引っ越しを結構したらしい。
俺と同じだ・・・。


「友達付き合いも大変で、妙に要領よくなりました。」
非常に、同意。。。


高校の頃「夜のピクニック」のモデルとなった「死のロングウォーク」があったらしい。
やっぱ、「夜の〜」は実体験が基となってるのかー。


会社員時代に読書量が一番落ちて、年間100冊くらい。
うはー!やっぱ作家になる人ってそのくらい読んでるんだ・・・。
少なくて100ってすごいなぁ。


学校を舞台にした小説では「小夜子」「球形の季節」「夜のピクニック」がセット。
「麦の海に沈む果実」、「ネバーランド」はさらに各々別の系列。
作者の中で、線引きされているようで。なるほどー、みたいな。


一人称視点の小説は苦手らしい。「まひるの月を追いかけて」は辛かったらしい。


開いた結末について。
これは、思う。物語をきっちり締めない傾向があるなぁ、恩田陸は。
でも、それは彼女なりのミステリの捉え方によるもので。
黒と茶の幻想」について言及してる。
あれも最後の章がらしいといえばらしい感じ。開ききってるってゆーかw
あの作品がターニングポイントだったらしい。


「三日月は深き紅の淵を」から派生?した作品などなど。
黒茶や麦の海との関係、また麦の海から「黄昏の百合の骨」など。
今後きっとゆるやかに増殖していってきちんとは終わらないでしょうね、とのお言葉!
これは期待だー。思わずにやり、としてしまうような関連性をもたせてほしいなー!
小夜子の関根一家や、黒茶と夜ピク、黒茶と麦海、MAZEとクレオパトラの夢・・・ぱっと思いつくのはこのあたりかなぁ、間接的に繋がってるの、好きだな。
憎い演出だ。ってゆーか天才。



インタビューが気になる方は買うか図書館で借りるなりして読むべし!
インタビューだけで一冊の本、とか出たらスゴイ勢いで買うのになー。でないかなー。
さて・・・FFで誘われ待ちしてる間に本編読破だー!w