宮部みゆき「ドリームバスター3」

ドリームバスター〈3〉

ドリームバスター〈3〉

シリーズもの。
どーやらまだまだ続きそうだ。
異世界であるテーラという世界から電気信号?の思念体となって逃げ出した凶悪犯達は、地球人の夢の中に現れるという。
テーラの住人であるシェンとマエストロは、そんな凶悪犯を捕まえて連れ帰るドリームバスター
3つの中編から成る1冊。
刊行速度はかなり遅い。
2が出たのは3年くらい前・・・。
気長に4を待ちますか・・・とは言えない、ヒキっぷり。
3つ目の中編は、さぁこれから!というところで終わっていて、生殺しだorz
続きが気になる。
宮部みゆきの本は、説明ったらしくて苦手なのだけれど、このDBだけはわりかしなじむ。
途中で、そのあまりの状況説明の長ったらしさに挫折したブレイブストーリーみたいな、ファンタジーもの。
といっても、ブレイブ〜はかなり前半で諦めたから断言できないけど。


赤いドレスの女の話と、テーラ側での新たな登場人物の話、そしてDBっぽい話。
時間鉱山、とかゆーなかなか面白い時間の概念が出てきたりして。
内容は、前作を読んでないとついて行けないか。
1から読むことをオススメする一冊。
内容が面白いだけに、もっとコンスタントにだしてくれればなぁ。
そこが不満。