森博嗣「迷宮百年の睡魔」

女王の百年密室という本の続編らしい。
といっても、女王〜の方をよまずに、こっちをいきなり読んだ。

なもんで、設定とか、始めの方はよく分からなかった。
未来の話で、SFチック。
人型に近い?ロボット(作中ではウォーカロン)とかでてくる。
どうやら100年くらい先を想定してるみたいだけど、果たして100年でそこまでいくだろうか?
作中ではエナジー革命が起こって人類はエネルギーに困らなくなったらしい。
そんな未来がくるといいなぁ、マジデ。


未来のコトは予想でしかないので、実現するかしないかは置いておいて。
こーゆー未来モノは結構好きだ。
実際と違うテクノロジーで進化してきた現代、とかも好き。

ウォーカロンと主人公ミチルとのやりとりが面白い。
こーゆー、片方が無愛想なキャラとのやりとりが実に森博嗣らしい。
犀川と萌絵、紅子と保呂草、海月と加部屋とかね。


殺人事件のトリック?は、そんなんアリか!とは思ったけどw
まぁ、世界観が好きだから、許容範囲か。
納得いかない人もいるかもしれんなぁ。ま、面白かったのでOK。


まだ続けられそうな感じはするが。。。果たして。
つーか、四季っぽい描写だよなぁ。