森博嗣「赤緑黒白」
- 作者: 森博嗣
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/11/15
- メディア: 文庫
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S&Mシリーズでも10冊目には1冊目で登場したアノ人が再び登場したけど、Vシリーズでもそれは守られたようだ。
1冊目、「黒猫の三角」で登場したあの人が登場。
最初、名前だけ見ただけじゃ誰だか分からなかったぜ・・・。しばらく考えて思い出した。
紅子、保呂草、練無、紫子、林、七夏、そして各務・・・Vシリーズの終わりと共に彼らの新しい物語に出会えないと思うと少し寂しいなぁ。
また新たなエピソードを書いてくれないかなぁ。
Gシリーズとかで西之園萌絵は活躍してるし(といってもまだ読んでないのであまり知らないのだが)、紅子もカムバックしてくれんかなー。
さて、本編ですが、これは少しトリックとかイマイチだったかな、という個人的感想。
でもラストの犯人と警察の対決シーンはなかなかだったかな、という気もする。
そしてサラリとエピローグで次(四季シリーズ)につなげつつ・・・みたいな。
はいコレでオシマイ。って終わりじゃなかったのが嬉しいような物足りないような。
そうそう、紅子と保呂草の約束は、シリーズ8作目で、つまり・・・!?って解釈でいいんかなぁ?
時系列でシリーズを考えるとこんがらがるなぁ。
とにもかくにも、S&MシリーズとVシリーズを制覇したので、これでようやく四季シリーズに進めるな。
四季シリーズが終わったらGシリーズを読んでみようかなー。