森博嗣「六人の超音波科学者」

六人の超音波科学者 (講談社文庫)

六人の超音波科学者 (講談社文庫)

どーせならこの本をVシリーズの6番目に持ってくれば良かったのにねー。
というわけでシリーズ7冊目。


珍しく、一夜のうちに事件が発生して、進展して、解決しちゃう。
ミステリちっくな漫画とかだと結構このパターンなんだけど、わりと森ミステリでは珍しいかと。
周囲と連絡が途絶えた実験所で起きる事件。
まー、環境としては定番中の定番。
お約束のストーリーだったかなー。
ま、お約束って事は、それなりに面白いこともお約束されてるわけで。
充分期待通り。
謎ありピンチありの展開でしたなー。


章の初めに本の引用があるんだけど、それがなかなか興味深い感じだった。
理系だから、その文章の意味も理解できるからなおさら。
なかなか面白い切り口だなぁ。と思った。こんどその本を読んでみようかな?