アダルトと「困惑」

http://www.asahi.com/business/update/0616/119.html
経済、株価、ビジネス、政治のニュース:日経電子版


個人的に、「('Д')?」なニュース。


アダルトのPSPへの投入の是非は、まぁ、個人で意見が分かれるところだろうけれど。
アダルトのハード普及としての「起爆剤」の過去の実績は否定できないとは思う。
それだけSCEとしてはPSPを普及させたいということなのだろう、と受け取ることも出来る。


が。
「困惑」ってどーよ?
いちおSCEがGOサインださないとアダルトは出ないんじゃないのか?と思ってしまう。
GOサインじゃなくて、「映像ソフトは汎用規格として提案してるから」って言うかも知れないけど。
汎用規格として提案してる時点で、アダルトは黙認ってことでもあるよね?と。


私が興味あるのは、何故「急に困惑し始めたのか」である。
(ちなみに日経ではSCEのコメントのみを伝えている。)
コメント欄で指摘していただいたように
この「困惑」という表現はYAHOO!独自の判断かとも思うが
いずれにせよ「望ましいことではない」と言ったことに変わりはなく、
参入メーカーに失礼ではないかという考えも変わらない。


そもそも、PSPは「ゲーム機ではない」のではなかったのか。
SCEPSPPS3で「脱・ゲーム機」を目指しているのなら、
これぐらいのことで怯んでいては埒が明かないと思うが。

「ええ、出ますよ。マルチメディアマシンですから当然です」
ぐらい言ってみろ。


その「困惑」は本心かポーズか - 忍之閻魔帳


相変わらず、忍氏は的確な事を言ってるなぁ、と改めて感心してしまう。
まさに俺が感じたことを上手く文章へと昇華している。


忍氏のコメントでもあるように、「額面通り」にしか受け取れない人もいるようだが、これは忍氏のハッパである。
まさにこれと同じ事をニュースを読んだときに感じた。
「脱ゲーム機と謳うなら、アダルトを批判されたぐらいでひるむなよ・・・。」と。



これまた氏のコメントだが、仮に「任天堂寄り」だからといって「反ソニー」とイコールでは無い。
まさにその通りだ。俺はゲームキューブもやるしPS2だって当然やる。
久多良木氏のインタビューやSCEのやってることはなんだかなぁとは思うけれども。