森博嗣「ZOKUDAM」

ZOKUDAM

ZOKUDAM

ZOKUの続編・・・なのだろうか?
Zシリーズという名前で3冊くらい出るらしいけれど。
前のZOKUが出たのは結構前のような気が。
んで、内容も、前作と繋がっているのかいないのか、分かりにくい。
登場人物は、同じような気がする。
TAI(今作ではTAIGON)の永良野乃と揖斐純弥。
それに対する、ZOKU(今作ではZOKUDAM)のロミ・品川とケン・十河。
木曽川と黒古葉の金持ち。


前作であるZOKUより前の話、な気もするが。
ちなみに、このZOKUDAM、完結してない。つーか、あれで完結?
どうとらえるかは読んだ人それぞれとしても。
時間軸的にZOKUの後かZOKUDAMの後の話が欲しいなぁ。


内容としては。
ZOKUを読んだ人にはおなじみの、無駄テキスト集。
素晴らしい程の意味のなさ。
まさにエンターテイメントと言える。
娯楽小説。
ロミ・品川の行動を見て笑う本。
結論として、とても面白かった。
ミステリ作家としての森博嗣を期待してると痛い目見るだろうけど。
初めて読んだ氏の本がZOKUな俺としては、とても楽しかった。