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作家:森博嗣のブログにて。
なるほど、と思った。
さすがプロの作家は違うなぁ。
以下抜粋。
2007年04月11日(水曜日)
【HR】 立場を離れた意見なにかについて非難をすると、それを言っている人が、自分はそうではないと主張しているように受け取られることが多い。たとえば、「Aをするなんて年寄りくさい」と書くと、「貴方はAをしないのですか?」「貴方だってAをするではないか」と反論してくる人が実に多い。たしかに1つの反論のし方だろうとは思う。でも、半分くらいの場合、僕はこう答える。「そうなんです。だから、僕は年寄りくさいですよね」と。ようするに、「自分を含めて非難の対象にしている」のであって、意見とは、必ずしも自分の正当性を示すためのものではない、ということだ。これがなかなかわかってもらえない。
全文はリンク先にてどうぞ。
立場を離れた客観的な意見というのは、それなりの論理性を持っている。持っていなければ、相手にされないからだ。そういった意見に対して、「お前だって〜じゃないか」という論旨で否定することは、まったく的を外しているし、反論にすらなっていない。気をつけたいものである(そう、僕もついしてしまうことがあるから、反省している<このように、自分も対象に含まれる)。
これは非常に難しいというか。
否定されると、感情的になっちゃうもんなぁ。
思わず、「じゃあ、あんたは違うのかよ?」と言いたくなるし、言ってしまう。
冷静に論旨を分析できるくらい大人になれればいいんだけど。。。
肝に銘じておこう。
特に俺は。。。