忍道・戒 レビュー

忍道 戒

忍道 戒

フラゲ
密かに期待してた一本。
まだ3時間くらいしかやってないけど、軽く感想などを。


一般的な、忍者ゲームかな。
システム等も期待したとおりのモノで一安心。
敵に見つからないように近づいて、敵を倒して目的を達成する。
その目的が敵の全滅だったり、ある密書を届ける事だったり、武器の設計図を強奪する事だったり。

てゆーか、天誅にとても似ている。あれをイメージすると分かりやすいかな・・・。
開発した会社が同じらしいので、まぁ似ていて当たり前という感じか。
それだけに、デキはお墨付きといったところ。


壁を走ったり、壁にくっついて三角飛びを繰り返したりと、アクションがなかなか面白い!加えて、ダッシュ状態からジャンプ>壁走り>屋根に登り、ポーンっと屋根を飛び越えて移動したりするのが結構爽快。結構簡単に敵から逃げることが出来るので、もし気付かれても即逃走が可能。(敵は警戒状態になるけれども。)


素材を調合して忍具を作り出したり、隠れ家の裏庭を改良したりと、結構懐が深い。
難易度選択が3種類あったので、慣れてない人、やりなれてる人にも安心かな?


そして最大のポイント?が「ハラキリエンジン」。
何がどうハラキリなのかは不明だが・・・orz
簡単にいうと、主人公が請け負う任務は3つ勢力から依頼されるのだけれど、その任務の結果で3勢力の勢力図が刻々と変化してゆき、依頼される任務もその結果の影響を受ける、というシステム。
これがなかなか、面白い。
一条、赤目、貞女の3勢力があるのだけれど、例えば、赤目が弓の設計図を手に入れつつある、という状態になると、赤目からはその設計図を運ぶ任務がきたりする。と、同時に、貞女からはその設計図を奪う任務が来る。一条からは、それとは関係のない任務が。
ここからプレイヤーが選んだ任務によって状況が変わってくる。
赤目や一条の任務を成功させれば、赤目が弓を導入し、兵力が上がる。
貞女につけば、貞女に弓の設計図を得て、兵力が上がる。
もし赤目に弓が導入された場合、赤目を敵に回す任務だと、その弓で自分が狙われることになったりする、といったシステム。


忍者の基本は隠密行動。
敵勢力に発見された場合、もしそのまま任務を終えると、その勢力のボスに話が伝わり、評価が下がってしまう。が、もし見つかった場合でも、任務を終える前に始末しておけば口封じした事になり、ボスには話が伝わらない、といった細かいとこまで作ってあって、結構楽しめそう。


ただ、慣れてないせいか、なかなか任務が難しい。
ソフトリセットや任務のやりなおしが出来ないので、その辺が少しマイナスかな。


今のところ大きな不満点も無いので、結構満足な一本。