東野圭吾「さまよう刃」
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2004/12/01
- メディア: 単行本
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さまよう刃を読んだ。
結構長編(361P)だけど、このくらいがちょうどいいなぁ。
東野圭吾はスラスラ読めるし。
まとめると。
一人娘を若い男に殺された父親が、復讐に走る。という話。
・・・短っΣ(・ω・`)
でも、これが一番分かりやすいまとめだしなぁ。
見どころとしては、復讐は成功するのか?というトコロか。そしてその是非は?
被害者の立場、加害者の立場というのを考えさせられる。
もし自分が同じ立場だったら「復讐は良くない、何も生み出さない。悲しみの連鎖だ」なーんて軽々しく一般論を言えるだろうか?
・・・俺は無理だな、と思った。
東野圭吾のあの緻密に張り巡らされた伏線が少ないのは、話のながれ的に仕方ないって感じか。
もちろん、最後にちゃんと「なるほど・・・そうだったのか!」があったけれど!